高校受験の基礎知識 高校の入試制度を知りたい!(東京都立 推薦入試)
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高校入試制度を知りたい!

東京都の入試制度

東京都立高校の入試制度

都立高校の入試は大きく分類すると、「推薦入試」と「一般入試」に分けられます。
普通科は募集定員が男女別に決められていますが、専門学科、総合学科、普通科のコース制・単位制は男女合同の選抜となっています。

推薦入試 | 一般入試

推薦入試

都立高校の推薦入試は、いわゆる学力テストがなく、一般入試に先んじて1月下旬に行なわれるため人気が高く非常に狭き門となるケースが多いようです。推薦入試には「一般推薦」と「文化・スポーツ等特別推薦」があります。

都立高校の推薦入試の募集人数は、普通科で募集定員の20%(コース制30%)まで、専門学科、総合学科などでは30%(工業科は40%)までとなっています。

都立高校の推薦入試はどのような方法で選抜されるのか、選抜に用いる資料や選抜方法について説明します。

●面接・集団討論 ※コロナ感染症対策のためR3年度入試では集団討論は実施されませんでした。
全校で個人面接と集団討論が実施されます(エンカレッジスクールは個人面接のみ実施)。
個人面接の時間や面接官の人数などは各高校によって異なります。
集団討論の実施方法も各校様々ですが、受験生5~6名で30分程度の学校が多いようです。

●作文・小論文・実技などの検査
面接・集団討論の他に、作文・小論文・実技などの検査から1つ以上実施されます。
どの検査を実施するかは各高校によって異なります。

調査書、個人面接及び集団討論、作文・小論文・実技等の検査は、各学校が定めた基準により点数化され、その合計点(総合成績)によって選考されます。その際、調査書点の総合成績に占める割合の上限は50%までとなっています。各学校により調査書や検査の配点は異なります。

以前はほとんどの学校で、調査書(内申点)の割合が高い推薦入試の選抜でしたが、現在は調査書の配点の割合が全体の50%までとなっています。また、どの高校でも面接・集団討論のほか、作文や小論文・実技などの検査が必ず実施されるようになっています。

これらの検査の結果が配点の50%以上を占めているため、事前の準備を十分にしておけば、内申をカバーでき、合格のチャンスは広がってきます。

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